派遣社員は社会保険に入れる?入らないとダメ?基本知識をチェック!

派遣社員は社会保険に入れる?入らないとダメ?基本知識をチェック!

「社会保険ってよくわからないけど、私も入っているのかな?」と疑問を持った方はたくさんいるのではないでしょうか?

社会保険って名前はよく聞くけど、いまいちピンとこないかもしれません。

もしかすると、「社会保険って正社員だけじゃないの?」と思った方もいるかもしれないですね。

派遣社員の場合でも、社会保険は一定の条件を満たしていれば加入が義務付けられているのです!

日常当たり前に生活する中では、社会保険のことを意識することはなかなかありません。
病院の医療費代の3割自己負担など、当たり前になっているからです。

社会保険は、普段意識しないところで、あなた自身を守るための後ろ盾となっているのです。

今回は、そんな社会保険の基礎知識からメリット・デメリットまで、わかりやすく解説したいと思います。  

派遣社員の皆さんも、一定の条件をクリアできれば社会保険への加入が義務付けされます。
社会保険ってよくわからないうちに入っているので、正直あまり理解していないのが本音です…

目次

  

覚えておきたい!社会保険の基礎知識!!

普段よく耳にする社会保険とは、各保険を総称したものであり、それを一括りで社会保険と呼んでいるのです。

その社会保険とは以下の5種類のことを指します。 

社会保険の種類
・健康保険
・厚生年金保険
・介護保険
・雇用保険
・労働者災害補償保険

  

そもそも社会保険ってどんなもの?

社会保険の中でも、派遣社員を含めた会社勤めの人が加入している『健康保険』や『厚生年金保険』について解説しますね。 

健康保険
・病気や怪我をしたときなどに病院での医療費のうち7割を負担してくれる保険
・出産のときに出産育児一時金42万円と出産手当金をもらえる保険
厚生年金保険
・老後の年金や死亡などに対して給付してくれる保険

上記のように、改めて社会保険について理解しておくと、社会保険の重要性がわかりますね。

当たり前に日常生活をしているようで、実は、それには社会保険が関連しているというわけです。

月々の社会保険料は、雇用主(派遣会社)と派遣社員が折半しています。

つまり、給与から引かれた分と同額を雇用主(派遣会社)が負担しているのです。

全額自己負担と思っている方もいるかと思いますが、派遣会社との折半と聞くと気持ちが楽になりますね。 

社会保険は、自分を守るためのものなんじゃ。
将来のためにも、決して無駄ではないんじゃよ。
身近なところで社会保険が手助けしてくれているんですね!
派遣会社も負担してくれているなんて、知りませんでした。

  

社会保険に入る条件ってあるのかな?

派遣社員の皆さん全員が社会保険に加入できるわけではありません。
そこには、以下のような条件があります。

【条件その1】
雇用主(派遣会社)と2ヶ月以上の雇用契約が見込まれること
※契約初日から加入ができます

【条件その2】
雇用主(派遣会社)の1ヶ月の所定労働日数の3/4(15日)以上、
1週間の所定労働時間の3/4(30時間)以上が見込まれること
※対象は派遣先ではありません

この2つの条件をクリアすることができれば、社会保険に加入できるということです。

これには、派遣社員で働くみなさんは少し注意が必要です。

例えば、4月スタートのお仕事が決まった場合でも、初回の契約期間によって加入日が違ってくるんです。 

【パターンその1】
初回3ヵ月契約・3ヵ月更新
初回の派遣雇用契約は「2018年4月1日~6月30日」の3ヶ月。
その後も同様に3ヶ月更新の場合、社会保険加入日は2018年4月1日となります。

【パターンその2】
初回1ヵ月契約・3ヵ月更新
初回の派遣雇用契約は「2018年4月1日~4月30日」の1ヶ月。
その後は3ヶ月更新となる場合、社会保険加入日は2018年5月1日となります。

このように、派遣雇用契約によっても、社会保険加入日が変わるというわけです。

社会保険加入日について希望がある場合は、派遣先で働くことが決まった時点で、派遣会社に相談することをおすすめします。 

派遣雇用契約の条件によって、社会保険加入日が変わるんですね!?
深く考えたことありませんでした…
社会保険加入には、2つの条件をクリアする必要があります。
しっかりと把握しておきましょう。

  

派遣会社を辞めた場合はどうなるの?

派遣疑問

 派遣会社を辞めた場合、加入していた社会保険はどうなるのでしょうか?

結論からお伝えすると、派遣会社との派遣雇用契約が終了した時点で、社会保険の資格を失います。

しかし、派遣雇用契約の終了後、最大1ヶ月以内に、同じ派遣会社から次の派遣雇用契約(1ヶ月以上のものに限る)が確実に見込まれるときは、雇用関係が継続しているものとみなされ、社会保険を継続することも可能です。

つまり、現在の派遣先での仕事が終了し、次の派遣先での勤務開始日まで1ヵ月以上期間が空いていれば、社会保険の資格は失ってしまいます。

その場合は、改めて社会保険に加入することになるというわけです。

派遣先での仕事が終了し、派遣会社が変わる場合は、雇用主自体が変わることになりますので、新しい雇用主(派遣会社)を通じて社会保険に加入することとなります。 

派遣社員の皆さんは、派遣会社との派遣雇用契約が終わるタイミングで、社会保険の資格を失いますので、注意が必要です。
派遣会社が変わる場合も、社会保険は改めて加入しなければならんのじゃな。

  

社会保険に関するメリット・デメリット!

社会保険の基礎知識を理解したところで、次に社会保険に関するメリットとデメリットについて理解しましょう。

 

社会保険のメリットって?

会社勤めではない方(自営業や専業主婦など)は、社会保険の代わりに「国民健康保険」に加入することが義務付けられています。※扶養内であれば社会保障が免除されます。
(詳細:【扶養内で稼ぐ】派遣で働くという選択肢が主婦にオススメの理由

国民健康保険は全額自己負担となり、社会保険と違い会社と従事者の折半ではありません。社会保険は、そのように優遇された一面があるというわけです。

また、社会保険料はあなたの代わりに派遣会社が支払ってくれるため、納税を忘れる心配はありません。

病気や怪我で仕事を休む場合には、健康保険では賃金の6割が支給される傷病手当金制度があるのに対し、国民健康保険では支給されません。 

社会保険に加入していると、納税を忘れることもありませんね。
もしも入院しても保障があると知って、少し安心できました。
社会保険はあなたを守るための一つとなっているわけですね。

  

社会保険のデメリットって?

社会保険

 派遣社員にとっての社会保険には、もちろんデメリットもあります。

ひとつは、派遣期間が空いたとき、手続きをしなければならないこと。

派遣会社との派遣雇用契約が終了して保険の資格がなくなったタイミングで、社会保険から国民健康保険と国民年金保険に自ら切り替えをしなければいけません。

社会保険加入のように派遣会社が対応してくれるといったことにはならないのです。

国民健康保険と国民年金保険に切り替えするためには、お住まいの市区町村役場や国民健康保険の窓口に出向き、資格喪失証明書などを提出する必要があります。

派遣雇用契約が終了後、14日以内に手続きしないといけないなど、何かと面倒くさいと思ってしまうかもしれません。

その他には、デメリットというと語弊があるかもしれませんが、社会保険に加入することで「損した気分」になってしまうといったことがあります。

確かに毎月、社会保険料として1~5万円が給料から引かれるわけです。時給で働くみなさんにとって、確かに損した気分になる気持ちはわかります。


しかし言い換えると、目先だけで損していると感じるということは、日常生活を当たり前に過ごすことができている、ということですよね!
仮に病院の医療費が10割負担と考えると、どんなに痛みや苦しみがあっても、病院に行くのは控えようと思うかもしれません。

対策としては、例えば、交通費負担額を少なくするために自転車などの通勤手段が使える派遣先を選んだり、食費を抑えるために社員食堂が使える派遣先を選んだりなど、他の費用を抑えるために自分に何ができるかを考えてみてもいいかと思います。 

切り替えって面倒くさそうですね。

社会保険料も高いなと思ったことありますけど、派遣先選びなどで、その他の費用を抑えることだってできるはずですね。
社会保険の場合は、働き続けていれば派遣会社が対応してくれるため、安心しましょう。

  

まとめ

社会保険は、ほとんどの会社勤めの方にとって、なくてはならないものです。

もちろん、会社勤めではない方も同様に、国民健康保険などの税金を支払うわけですから、社会保険の納税者も文句は言えません。

社会保険は国民の義務なのです。

収入により社会保険料は異なりますが、あくまでも平等性を保つためのものであり、それはあなたのためでもあるわけです。

社会保険があるからこそ、派遣社員の皆さんをはじめとした人々が、平等に生活できているということです。 

社会保険の仕組みが理解できました。
自分のためにも有効に活用したいと思います。
派遣社員の皆さんにとっても、社会保険は必要不可欠な存在です。

派遣先が変わる時などは、社会保険のことを頭に入れつつ、就業開始日などを検討してみましょう。

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