年齢の壁~派遣で働く「35歳限界説」~

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最終更新日:2020/05/07

❝年齢の壁❞は
当たり前のように存在する

派遣スタッフの間では、
「35歳を過ぎると極端に紹介してくれる仕事が減るんじゃないか…」
「採用される“年齢の壁”があるんじゃないか…」
という声をよく聞きます。

結論を言うと、年齢の壁は間違いなく存在します。

前提に企業が人材を採用する際は年齢による差別をすることを禁止しています。
これは法律なので殆どの企業がまもっているといって間違えありませんが、
あくまでも表面上の話です。

私が派遣営業マンだった時に経験した話ですが、
一つの案件に対して二人の派遣スタッフが応募してきました。

●Aさん、年齢:23歳、PCスキル:Excel四則計算(実務経験無)、性格:明るく人見知りなし
●Bさん、年齢:34歳、PCスキル:Excelグラフ作成(実務10年)、性格:明るく雰囲気が良い

求人内容は、Excelで関数を使うぐらいのレベルなので
AさんよりはBさんの方が適任だと誰もが思うはずです。
でも実際のところは若いAさんで即決でした。

理由は、

  • 業務を教える女性社員が20代後半なので年下の方が良い
  • スキルが無くても教えれば済むこと。今の環境を考えるとAさんになる。
  • マネジメントするのが面倒(年齢を重ねていると反発されそう)

これが現実です。

堂々と何歳までしか募集しませんとは企業は言いません。
でも二人同時に並んだ時に、年齢の若い方を採用することは珍しくないです。

絶対ではありませんし、スキルが高い方が選ばれる場合もあります。
ただ、年齢で不採用になってしまうことは間違いなくあります。

ではどうしたらいいのでしょうか。

35歳限界説を打ち崩すには?

年齢を重ねても働き続ける派遣スタッフはどんな特徴があるかというと、

  • 専門的なスキル(経理、貿易、語学等)が求めらる仕事
  • リーダーシップをとることができる
  • コミュニケーション能力や協調性が取れる
  • 問題解決能力が備わっている

専門分野やヒューマンスキルはどんな仕事にも求められる能力です。
ただ年齢を重ねるのではなく、
何かあった時に戦える武器を持っておく必要
があります。

ある程度、年齢で判断されてしまうことは仕方ありませんが、
“自分なりの武器”を持つことで年齢の壁は低くなっていきますし、
必要とされる人材になります。

アロテックネクスト アロテックネクスト

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