新型コロナウイルスが広まっても派遣社員は出社しているの?

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最終更新日:2020/05/07

この記事を読んでいるということは、

「コロナでテレワークが進んでいるけど派遣社員は出社してるって本当?」

「コロナを受けての企業の対応に不安を覚えたけどどうしたらいい?」

という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、新型コロナウイルスによって浮き彫りになった派遣社員の実態について解説していきます。また、将来に不安を覚えた派遣社員のために、対処法についても解説しています。

 

具体的には、

  • 新型コロナウイルスによる非正規差別
  • 新型コロナウイルスで将来が不安になったときの対処法

の順番で紹介していきます。

 

この記事を読めば、新型コロナウイルスによって派遣社員が正社員と比較してどのような扱いを受けているのかがわかるようになります。

また、将来が不安になった時にどのように動けばいいかについてもわかるようになります。

目次[開く]

1.社員は「在宅勤務」派遣は「出社」の実態

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、政府からは緊急事態宣言が発令されました。

それに伴い、首相からは「人との接触を最低7割、できれば8割」減らすよう要請がありました。

また、企業にはテレワークの導入を進めるよう要請がありました。

 

そうした背景を受けて、大企業を中心にテレワークへの移行を進めています。

しかし、ここで問題になったのが、正社員はテレワークによる「在宅勤務」となっていますが、派遣社員はこれまでと変わらず「出社」することを余儀なくされているということです。

 

この状況を疑問に感じて派遣会社に問い合わせたとしても、「テレワークを含んだ契約になってない」などの理由でテレワークを導入できない派遣社員が多くなっています。

ポイント①

派遣社員は契約の関係でテレワークが厳しい

今の世の中の状況でも契約に縛られてしまう悲しい現実になっています…

(参照:https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200229-00165224/

 

1-1.「社員」と「派遣」で「非正規差別」

上記のように、テレワークの導入に関して正社員と派遣社員で違いが見られますが、このような「非正規差別」は他でも見られます。

 

例えば、正社員は時短勤務や時差出勤で通勤ラッシュを避けるなどの感染予防を行っています。

この時差出勤や時短勤務を派遣社員はできないというわけではありません。

派遣社員は時差出勤できないとしている企業もありますが、それ以外に踏み切れない事情があります。

 

それは、時差出勤や時短勤務を行うことで収入が減るということです。

時給で働くことが多い派遣社員において、特に時短勤務は下手をすれば生活できない水準の給与になってしまう恐れがあります。

ポイント②

収入を保つために、時差出勤や時短勤務に踏み切れない

この場合は、派遣社員自ら出勤せざるをえないという状況です。

 

しかし、「職場で時差出勤や在宅勤務についての通達があったが、派遣社員は対象にならないと言われた」という声もあります。

さらに、「4月以降、正社員は給料の減額なしで週休3日になるが、非正規はその対象外になっている」、

「社員はマスクを配布されたが、非正規にはマスクは配布されなかった」といった声もあります。

 

このように、正社員と派遣社員などの非正規雇用者の間には、明らかな差別が見られることがあります。

訴えたくても、次回以降の契約が更新されなかったらと考えると、思い切って声を上げることも難しいというのが現状です。

正社員と同じようには守ってもらえないケースがこんなにもあるのです。

(参照:https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200319-00168583/

(参照:https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200330-00170503/

(参照:https://www.jprime.jp/articles/-/17492) 

 

2.新型コロナウイルスで将来が心配になったときの対処法

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、派遣社員など非正規雇用者への差別が改めて浮き彫りになってしまいました。

こういった事態を見て将来が心配になってしまったという方も多いはず。。

 

将来に不安を感じた場合にどういった対処法をとればいいのかを詳しくみていきましょう。

働き方について考え直す機会です。

2-1.別の派遣会社に登録し、新しい雇用機会を探す

対処法の一つとしては、別の派遣会社に登録し、新しい雇用機会を探すというものです。

派遣会社によっては得意とする業種に違いがあります。

新型コロナウイルスの影響を受けてない業種に変えることで、非正規差別を避けることもできます。

 

しかし、この場合は派遣社員として働き続けるということになります。

つまり、今回紹介した以外の非正規差別を受ける可能性は考慮しなければなりません。

ただ、派遣として働くメリットがあるのも事実なので、そういった選択をするのであればコロナの影響を受けない業種で働く方がいいでしょう。

正社員との差がなくなるわけではないので、そこを理解しておきましょう。

2-2.転職エージェントや転職サイトに登録し社員を目指す

次の対処法としては、転職エージェントや転職サイトに登録し社員を目指すというものです。

これは派遣社員として働くことを諦めることになりますが、正社員として働くことができれば将来への不安は和らぐことになるでしょう。

 

将来への不安から早急に正社員を目指したいという場合には、転職サイトよりも転職エージェントを利用する方がいいでしょう。

転職エージェントを利用すれば一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがつきます。

 

このキャリアアドバイザーが転職に関するあらゆるサポートを行なってくれるので、スムーズに転職活動を進めることができます。 

今の世の中で求人が出ている企業は、社会の影響に強いと考えられますよ。

2-3.ハローワークに相談する

最後の対処法としては、ハローワークに相談するというものです。

ローワークに相談することで、正規・非正規問わずあらゆる求人があります。

そういった求人に応募して新たな就業機会を目指すことができます。

働き方に迷いがあっても相談できます。

しかし、ハローワークでは求人に応募するだけではありません。

例えば、給付金を受け取りながら職業訓練を受けることができます。

ハローワークでは職に関する様々な相談をすることができるので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

将来に不安を感じた時の対処法
  • 別の派遣会社で、コロナの影響を受けていない業種のお仕事を探す
  • 転職エージェントや転職サイトに登録し、正社員を目指す
  • ハローワークに相談する

 

まとめ|派遣社員と正社員の間には差別があるので、新しい働き方を考える

この記事では、新型コロナウイルスへの対応による派遣社員と正社員の差についてお伝えしてきました。

  この記事をまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 派遣社員はこれまでと変わらず出社している現状である
  • 将来に不安を感じたら、コロナの影響に強い業種や正社員を目指すことを考える

 

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、あらわになったのが派遣社員などの非正規雇用者への差別です。

派遣社員は在宅勤務ができない、時差出勤ができない、マスクが配布されないなど既に多くの差別を受けているという実態があります。

 

しかし、こういった差別があったとしても、次回以降の契約の更新を考えると強く言えないというのが現状です。

もしも新型コロナウイルスの影響により将来に不安を感じた場合には、この記事を参考に対応するようにしてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

江波戸 / えばと
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神田外語大学卒。株式会社ウルクスで複数のメディアを統括。人材紹介経験をもとに派遣会社チェキの編集長。Twitter(@y__ebato)

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