最終更新日:2023/08/22
最終更新日:2023/08/22
この記事を読んでいるということは、
「顔合わせとは?」
「どのように自己紹介をすればいい?」
という疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
この記事では、「顔合わせと面接は何が違うの?」「自己紹介は何を話せばいいの?」という疑問について解説していきます。
具体的には、
の順番にご紹介していきます。
この記事を読み終えた頃には、面接の準備ができ、安心して臨ことができますよ!
目次[開く]
就職や転職での面接の経験はみなさんあると思いますが、派遣社員が派遣会社から紹介された新しい企業で働く場合にも、その前に面接があります。
「顔合わせ」と呼ばれることも多いですが、実はこれはれっきとした面接。
その面接の最初に必ず自己紹介があります。
派遣会社の担当者から促される場合もありますし派遣先の人事担当者から聞かれることもありますが、派遣で働いたことがない人は顔合わせでの自己紹介も未経験なので、慌ててしまうはずです。
事前に派遣先の今までの経歴や、仕事を通して得たスキルやなどを簡潔に話せるように準備しておくといいでしょう。
好印象を与えるような自己紹介の仕方について具体的な例も交えて紹介します。
転職の面接では人事担当者は、事前に送っている履歴書や職務経歴書を手元に用意しています。
そのためこちらの名前や年齢、住所など基本的な情報も含めてある程度の知識を持って自己紹介を聞きます。
しかし、派遣社員の面接の場合、派遣先企業に事前に提出するスキルシートには大まかな前職やスキルは書いてあるものの、名前や年齢といった個人情報は記載されていません。
派遣会社の担当がもちろん紹介してくれますが、「自己紹介をお願いします」と言われたらまずは名前を名乗ることを忘れないようにしましょう。
例:〇〇 〇子と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。
例:〇〇 〇子と申します。よろしくお願い致します。
このように最初にフルネームを言ってから、自己紹介を始めます。
名前を名乗ったらすぐに「経歴についてお話しさせていただきます。」と繋ぎ、今までの職歴について話しましょう。
一般的には最初に入社した会社から職務経歴を順番に話していきます。
学歴に関しては不要です。
例:2010年4月に〇〇販売株式会社に入社いたしました。
研修を終えて甲信越の小売店を担当する営業のサポート業務の担当で、このエリアは小売店の数も多く28店舗分の発注や納品、請求書作成業務などをエクセルやワードなどを使い行っておりました。
例:2012年9月から派遣社員としてエアコンのメーカーのコールセンターで働いていました。
故障に関する修理の手配はもちろん、クレームや製品の使い方やメンテナンスなどの説明といった対応などが主な業務です。
入力は独自のシステムを使用していました。
繁忙期になると一日に30件以上の対応に追われることもありましたが徐々に業務に慣れ、今は慌てずに対応できる自信があります。
何年からどんな会社の仕事をしていたのか、具体的な業務内容や使用していたソフトやツールなども盛り込んで説明しましょう。
また数字を入れることによって人事担当者も具体的なイメージがしやすくなります。
さらに業務を行う上で得た資格やスキルについて簡潔に付け加えます。
例:〇〇会社では経理を担当してました。
業務を行う上でさらに深い会計に関する知識が必要だなと感じ、在職中に簿記2級の資格を取得しました。
例:新商品の営業でしたので、クライアントへのプレゼンは日常的に行っておりました。
そのためパワーポイントでの資料作成は問題ありません。
というように話すと、自然な流れで資格やスキルについてもアピールできます。
職歴が多い場合には、直近の2、3つの会社を話すか、面接の会社に通じるような同業または関係のある会社や業務について説明するといいでしょう。
企業が欲しいと思っているスキルや資格を持っていると当然有利になります。
派遣会社の担当者に、事前にどんな人材を相手先が求めているのかを聞いてみるのもいいでしょう。
相手先の業種や職種が未経験の場合は、「面接でお断りされるのでは」と心配になりますが、大丈夫です。
今まで働いてきた会社での職歴を同じように短めに話し、得られた経験や身についたこと、スキルなどを付け加えましょう。
例:〇〇会社の総務部で3年働きましたが、社員数が300人以上と多く、請求書や覚書などのさまざまな書類をエクセルとワードなどを使い作成していましたので、基本的な操作はできます。
さまざまな部署の人とコミュニケーションを取りながら問題を解決したりサポートするのが仕事でしたので、相手の話を聞き総合的な判断をする能力が身についたと思います。
実際に働くようになったら未経験でも、戦力としてがんばれることをアピールすることも忘れずに。
以前の職場を退職した理由については、派遣社員として契約期間満了の場合はその旨を最後に付け加えて話すといいでしょう。
短い期間で契約期間が終わり、次の派遣の仕事に就いているまでの期間が早い場合、人事担当者は「採用してもすぐ辞めてしまうのではないか」「短期間で次の企業に行くのは何か問題があるのではないか」と不安に思うことがあります。
任期満了であり業務上の問題がなかったことを端的に相手に伝えることが必要です。
また基本的に派遣社員の顔合わせで前職をやめた理由についてを聞かれることは少ないですが、もしも聞かれた場合にはポジティブな答えを言えるようにしておきましょう。
例:派遣社員として、〇〇化粧品の販売の仕事を1年しました。
産休中の社員の方が戻られるまでとのことでしたので、1年で期間満了でお仕事を終了しました。
例:〇〇商事で営業の仕事を4年担当しました。
法人への営業だったのですが、もっと直接一人ひとりの顧客と関わるような仕事がしたいと思い退職いたしました。
決して「残業が多かったので」「上司との折り合いが合わなくて」といった、本当かもしれませんがネガティブな理由を答えないようにしましょう。
経歴の説明が終わったら「経歴の説明は以上です。」「以上です。よろしくお願いします」などと言って終わります。
派遣の面接において、自己紹介を考える時に、派遣先の人事担当者に好印象を与えるポイントを押さえておきましょう。
まず「簡潔に話すこと」。
自己紹介と自己PRは違います。
自分の特技や長所、強みをアピールするのではなく、「自分を紹介する」ことなので簡潔に話すようにしましょう。
これらを簡潔に話しましょう。
時間はおよそ1分から1分半を目安に話し終えられるようにまとめるのがベストです。
退職理由のところでも述べましたが、ネガティブな理由や言葉を使わないようにし、
「給料が安い」「休みが少ない」「残業が多い」
と言ったことは、事実であったとしても言わないようにしましょう。
また経歴を話す時に、前社の機密情報に触れるような話もNGです。
会社名を話すのはもちろんですが、売り上げや利益に関すること、まだ公に発表されていない商品やサービスについても面接で話すのはタブーです。
派遣の面接は顔合わせとよく言われますが、「顔合わせ=ほぼ採用」ではありません。
派遣会社の担当者が企業と派遣社員をうまくマッチングさせるために、まずスキルシートでスタッフのスキルや経験などの情報を伝え、企業の担当者が「会ってみたい」と思った場合に面接が設定されます。
面接を受ける派遣社員は一人だけではありません。
何社もの派遣会社の抱えるスタッフから一番適した人を見つけるめに、人事担当者は何人もの派遣スタッフと面接を行います。
書面で見る経歴だけではなく、実際に会って直接自己紹介を聞くことで人事担当者は名前を知り、具体的な経歴を知ることができます。
また面接での話し方や態度なども見ています。
就職や転職であれば書類審査、1次面接、2次面接と段階を進めていきますが、派遣社員の面接は一度きりです。
簡潔に、そして好印象を与えられるような自己紹介をして、望んだ会社との契約成立を目指しましょう。
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