最終更新日:2020/05/07
最終更新日:2020/05/07
この記事を読んでいるということは、
「派遣社員が持っておくといい資格は?」
「資格サポートがある派遣会社はあるの?
という疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
派遣社員として働くにあたって少しでも有利な条件で働きたいと資格を取得しようと考えている人がいるでしょう。
この記事では、派遣社員が取得しておくべき資格について解説していきます。
具体的には、
の順番にご紹介していきます。
目次[開く]
日本には国家資格、民間資格を合わせると1,000を超える資格があります。
その中には趣味としての方向性が強いものも多く、どれもが派遣社員にとって有利に働く資格というわけではありません。
まずは、代表的な資格をみていきましょう。
ここにあげた資格であれば皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この他にも、意外に思うかもしれませんが運転免許証も資格の一つです。
また、看護師や保育士といった仕事も国家資格であり、国家試験に合格して資格を取得しなければそういった仕事に就くことはできません。
多くの資格がある中で、派遣社員として働く際に持っておくといい資格について解説していきます。
資格の中にはあらゆる業種の仕事に役立つ資格と特定の業種の仕事に役立つ資格があります。
そこで今回は、あらゆる職種の仕事に役立つ仕事を中心に解説していきます。
あらゆる職種の仕事に役立つ資格としては主に以下のようなものがあります。
それぞれの資格について詳しくみていきましょう。
TOEICの試験を受けたことがある人は多いかもしれません。
TOEICとは世界150カ国で実施されている試験で、英語によるコミュニケーション能力を評価する資格です。
TOEICは合格不合格というものではなく、10〜990点のスコアで評価されます。
では、どの程度のスコアがあればいいのかと言えば、概ね600点以上あれば資格として有効に働きます。
しかし、600点程度では英語を生かした業務に就くことは難しく、英語力を生かしたいのであれば800点以上を目標としましょう。
英語力を生かした派遣業務では、英文事務や貿易事務のような業務があります。
こういった派遣先では英文の読み書きや直接海外の人とやりとりをする電話対応など幅広く業務に活かすことができます。
また、そういった業種でなくても英語力を必要としている企業は多くあるので、特定の業種に縛られず必要とされる資格であると言えます。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とは、マイクロソフト社公認の資格です。
多くの会社では業務にマイクロソフト社のWordやExcel、PowerPoint、Access、Outlookを使用しています。
そういったマイクロソフト社のソフト機能を十分に理解しているか、使いこなすことができるかをこの資格で証明することができます。
MOSにはスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があり、パソコンスキルを証明するのであればどちらも取得している方が良いでしょう。
どういった業種であれ役に立つ資格なので、何か資格取得を考えている場合には選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
日商簿記とは、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
日商簿記には1級〜3級があり、派遣の仕事で有利とされるのは2級以上の取得です。
日商簿記を取得していると経理の業務に役立てることができます。
経理は業種問わずほとんどの会社で必要とされるので、経理職を目指すのであれば日商簿記は受けるべき試験でしょう。
また、経理はもちろんですが、基礎的な経営管理や分析能力も試験では問われるので、他の職種でも役立てることができます。
資格サポートがある派遣会社は多くありますが、今回は以下の派遣会社について解説していきます。
今回紹介する派遣会社以外にも、多くの派遣会社で資格サポートを行なっています。
すでに派遣会社に登録している場合には、自分の登録先で資格サポートがないか確認してみましょう。
テンプスタッフの資格支援制度には以下のようなものがあります。
多くの派遣会社では資格取得の提携校があり、特別価格で受講することができます。
テンプスタッフでも提携校があり、ユーキャンやイーオンなど多くの提携校の講座を特別価格で受講することができます。
また、テンプスタッフでは資格として人気のFP3級の無料取得プログラムがあります。
講習代だけでなく、テキスト代や受験料まですべて無料のプログラムです。
FP3級を無料で取得できる資格支援制度はなかなかありません。
ランスタッドの資格支援制度は、業務に必要な資格・免許を取得した場合、取得費用の半額をランスタッドが負担するというものです。
この際の補助金の上限額は1万円となっています。
この資格支援制度はすべての人が利用できるわけではありません。
以下の全てに該当する派遣社員が利用することができます。
これらをすべて満たさなければ資格支援制度を利用することはできません。
当然ですが、業務に関係のない資格や免許取得は対象外なので申請しても制度を利用することはできないということは頭に入れておきましょう。
また、ランスタッド独自の教育訓練や提携校を特別価格や入学金免除で利用できる制度もあります。
スタッフサービスエンジニアリングでは以下のような資格支援制度があります。
▼スキルアップ支援プログラム
eラーニングや通信講座、提携スクールにて必要な資格を取得するものです。
多くの派遣会社と同様、特別価格で受講することができます。
▼補助金/奨励金制度
「受講料補助費」「書籍購入補助費」「資格取得奨励金」があります。
受講料補助費ではeラーニングや通信講座の受講料を年間20,000円まで補助されます。
書籍購入補助費ではエンジニアとしてのスキルアップや配属先業務に関連する書籍を年間5,000円まで補助されます。
また、資格奨励金では会社が指定した資格を取得した場合に奨励金として5,000円〜300,000万円が支給されます。
例えば、CAD利用技術者試験(1級)やjavaプログラミング能力検定(1級)で30,000円、電気通信主任技術者で100,000円、技術士(二次試験合格者)で300,000円といった具合です。
エンジニアとしてのスキルアップを支援しようとする取り組みを積極的に行おうとしています。
ここまで派遣社員に有利になる資格について解説してきました。
では、「資格がなければ派遣社員として働けないの?」というとそんなことはありません。
確かに、資格を保有している人を求めている派遣先や資格保有が前提の業種はあります。
しかし、ほとんどの職種では資格がなくても派遣社員として働くことができます。
例えば、介護や保育の現場というのは資格がなければ働くことはできないと考えている人も多いのではないでしょうか。
資格がなくても「介護補助・介護助手」や「保育補助」として現場で働くことができます。
もちろん、介護士や保育士に比べてできない仕事というものはあります。
それでも、そういった現場で働きたくても資格がないからと諦めていた人もいるでしょう。
そういった人にとっては資格がすべてではないということも分かったのではないでしょうか。
派遣社員が働くにあたって資格を持っていなければならないのかどうかは気になるところでしょう。
しかし、必ずしも資格がなければ派遣社員として働けないわけではありません。
もし、希望する職種があり、そこで役に立つような資格があるのであれば取得しておくことをお勧めします。
しかし、取得した方がいいのかなと迷っているのであればまずは働いてみて、必要に感じれば取得するのでもいいのではないでしょうか。
また、採用の際に有利にするためにあらかじめ何らかの資格を取得しておきたいと考えている人もいるでしょう。
そういった場合には、今回紹介したTOEICやMOS、日商簿記を取得してみてはいかがでしょうか。
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