フルキャストは交通費が支給される？交通費が発生しやすい仕事・時期や、探し方は？

アルバイトや正社員の仕事だけでなく、派遣でも勤務先に向かうための「交通費」は重要ですよね。交通費支給のありなしで、同じ時給でも実際の手取り額が変わってきます。

派遣会社の場合は、会社により異なるだけでなく、派遣先によっても交通費が出る・出ないが分かれてきます。履歴書や職務経歴書不要で気軽に登録できるフルキャストは、交通費が出ないのでは？と不安になっている人も多いのではないでしょうか？

今回はフルキャストのお仕事の交通費について解説します。

まずはフルキャストの特徴から。

 

1.フルキャストは交通費支給の仕事が少ない

1日単位のものや、4時間～と短時間勤務可能で、在職者でも休日のアルバイトに利用できるフルキャスト。交通費が支給される仕事はかなり少ないのが現実です。

これは、フルキャストで扱っている仕事の大半が、日払い対象の単発案件のものが多いためです。
そのため、時給900円くらいの仕事だと、交通費を引いてしまうと1時間分少なくなるという人も珍しくありません。支店によっては住んでいるところから近く、交通費が負担にならない現場を紹介してくれるところもあるようです。 

1-1.交通費は出ないのにバス代が出る？

基本的に交通費とは、自宅から現場に行くためにかかる費用のことです。バス・電車などの公共機関やタクシー、マイカーのガソリン代などが含まれます。

しかし不思議なことに、フルキャストでは「交通費支給なし」となっている場合でも、バス代は実費で支給されることが多いようなので、仕事詳細情報ページで応募前に確認しましょう。

1-2.時給がよくても交通費をしっかり確認しよう

交通費が支給されないと時給1時間分、中には自宅から現場までの距離や電車などの乗り換えで往復2,000円近くかかってしまうという人もいるでしょう。
1,000円以上の時給の場合でも、現場までの往復の交通費を考えると1～2時間は損をしてしまうという人も多いです。

通常、交通費が支給される場合は、給料とは別に通勤した日数分の往復交通費が支払われます。交通費支給のありなしで手取り額が変わってくるので、応募前に次の点をチェックしましょう。

自宅から現場までが近くても、乗り換えが必要だったり交通の便が不便だったりすると、交通費が思いのほかかかることがあります。少しでも損をしないために、現場までの距離やアクセス、交通費の有無はきちんと応募前にチェックしましょう。

1-3.最近フルキャストの時給が上がっている？

数年前まではフルキャストの時給は930円～1,100円くらいのものが多かったのですが、2017年ころから少しずつ時給が上がっています。

かつては、同じ倉庫作業現場でも同案件で他の派遣会社の人もいることが多く、他社の時給と比べると100～300円も安く、派遣会社の中で最も時給が低いことが多かったようです。

しかし、時給が上がっているといっても交通費が支給されないのであれば、働く人自身の負担になるため、交通費の支給の有無はきちんとチェックすべきです。
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2.交通費が発生しやすい仕事と時期がある？

フルキャストで扱っている仕事は同じようなものが多く、時給や交通費の有無も同じだと思っていませんか？

実は、派遣先によっては交通費が出やすいもの、繁忙期など時期的なもの、人が集まりにくい仕事などで交通費がつくケースもあります。

2-1.交通費が発生しやすい仕事

フルキャストの仕事で、例えば1日だけの単発の倉庫作業などでは交通費がつかないことが多いですが、単発の仕事でも採用人数が多い場合は交通費が出やすいです。
また、コールセンターや事務仕事、販売職といった長期契約になるレギュラーワークの場合は、比較的交通費がつきやすい傾向にあります。

2-2.交通費が発生しやすい時期がある？

フルキャストの仕事に多い倉庫作業などは、年末年始やお盆、クリスマスなどのイベント時期など、派遣元が繁忙期で忙しい時期になります。すると、人数を集めるために普段は交通費が出ない現場でも、もらえることがあります。

2-3.人材不足の場合は交通費を負担してもらえることもある？

フルキャストの仕事は案件ごとに採用人数が異なります。そして、人気のない現場や案件も存在します。
どうしても規定人数に達しない場合には、メールだけでなく直接電話で担当者から「仕事に行けませんか？」と声がかかります。

最初は交通費なしでと言われ、いったん断っても、再度電話があり「交通費をこちらが負担するから行ってくれないか？」と、打診されることもあるのです。

しかし、必ずしも人が集まらないから交通費を支給するというわけではありません。このように交通費をフルキャスト側が負担してくれる場合は、人材不足以上にその人に対し信頼しているということなのです。

普段の勤務態度がよく現場からの評価が高い、仕事ができる人と認識されていたり、フルキャストの担当者や営業とも良好な関係を作れている場合に、交通費費を負担してもらえる確率が高くなります。

 

3.交通費支給の仕事はどこで探せる？

フルキャストではキャストポータルの検索機能を利用することで、交通費支給の仕事を探すことができます。

3-1.交通費支給案件の探し方

交通費支給案件を探す手順は次のような手順になります。 

1.キャストポータルにログイン

まずはキャストポータルに自分のアカウントでログインし、希望する勤務地を選択しましょう。

2.検索項目の詳細情報を入力

求人検索情報の詳細入力画面に移動するので、希望する勤務日時、短期か長期か、給与体系や路線を入力しましょう。そして「こだわり」の項目内にある「もっとこだわりを表示する」をクリックします。

3.「交通費支給」にチェックを入れる

「もっとこだわりを表示する」をクリックすると、さらに細かな検索条件が表示されます。「交通」欄にある「交通費支給」のチェックボックスにチェックを入れましょう。そしてそのほかのこだわり条件を入力し、「この条件で検索」をクリックすると画面下に検索結果が表示されます。 

3-2.支給される交通費を確認しよう！

交通費は「バス代実費のみ」や「交通費1,000円支給」など、派遣先によって支払い形態が異なります。検索結果で表示される求人の一番上のオレンジ色の部分に、交通費の支給方法が記載されているのできちんと確認して応募しましょう。

こちらの案件では交通費は「実費交通費（最大1,500円）」となっています。実費の場合は実際に交通費として支払った金額のみ支給されますが、上限がある場合はその範囲内で支払われます。

例えば、現場までの交通費が往復で300円の場合は交通費は300円、往復1,200円の場合は交通費が1,200円支給されます。このとき、実費でも上限が1,000円の場合は、1,200円かかっても交通費は1,000円となります。

さらに、こちらの場合は「交通費一律1,000円支給」となっています。本件のように「一律1,000円」の場合は、実際にかかった金額にかかわらず交通費は1,000円の支給になります。

また、交通費が支給される案件は画面下の「詳細情報を見る」の上部や詳細情報ページの「応募する」ボタンの上にあるアイコンに「交通費支給」というものが表示されています。

現場が自宅から近い人の場合は、実費支給よりも一律での支給の方が利益が出る場合があります。例えば、交通費一律1,000円支給の場合、自宅から現場までの往復交通費が540円なら差額の460円が利益分になります。

逆に、現場までの距離があって交通費が高くなる人は、実費で支払ってもらえる現場の方がよいといえるでしょう。
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4.まとめ

今回はフルキャストの仕事の交通費支給についてや、交通費支給の案件の探し方について解説しました。
フルキャストで扱っている案件は日払いや短期のものが多いため、交通費がつかないものが多いです。

しかし、短期でも探せば条件つきで交通費が支給される求人もあります。また、長期案件は比較的交通費がつきやすいという特徴があります。

人手不足や繁忙期など交通費がつきやすい条件や時期もあるので、そういったタイミングを逃さずに仕事探しをするようにしましょう。

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