セントメディアは良い部分もあり。悪い部分もあり。｜ウィルオブ(旧セントメディア)の口コミ体験談

該当項目には評価がなかったのでいびつになりましが、おおむねこの通りです。

○待遇
セントメディアさんの大口顧客は大半がブラック企業大賞受賞歴のある企業です。しかも、そこの直雇用で1400円ついているアルバイトも同じ内容の業務で1000～1100円といった形となりますので、覚悟を決めてブラック企業に入社する方は直雇用を目指してください。

会社そのものが代理店契約をもっている会社に比べ、収入面でかなりのデメリットがあるため、派遣労働者視点ではこの時点でたいしてメリットはありません。

この会社を介するメリットは一社挟むことによって訳あり人材でも雇用されやすくなるメリットにしかありません。そこはほかの中堅に比べて弱いと感じました。理由は後述します。

○コンサルタント
はっきりいってここは優良です。基本は感じの良い人材をそろえているように感じました。

ただ、営業がコーディを兼ねる事が多く、その営業が、失礼な話頭が悪すぎるけれども根気でなんとかという体育会系が少なくはないです。また、おそらくですが人材不足が原因と思われる派遣労働者側からすれば看過しえないデメリットが生じています。

コーディネータが忙しすぎて、緊急時の連絡がまるでとれていません。コーディネータ連絡が向こうが出ずに失敗して、事務所にいっても、こちらが気を払ってコーディネータに定期連絡している方が早く要件が伝わる具合です。そのあたりのコーディネータのサポート体制の不足は他の中堅より劣っています。コーディネータ、コンサルへの伝言用のWeシステムがある会社も中堅からありますので。

ただ、コーディネータの満足度は正直高いですね。このピン跳ねでここまでと驚かされたこともあります。
　
○サポート体制
就業に向けたサポート体制は、他とそん色はなく、されど、特色もありません。マニュアルワークだから当たり前です。

○質や量
結論を先にいえば派遣先によってピンキリです。

私が世話になった頃の家電量販系では当たりはずれが激しい印象でした。恫喝まがいの叱責を同僚が派遣先担当者から受けているところをみたこともあります。ただそれをセントメディアの責とするのはお門違いというもので、派遣先企業が法令違反しているだけでです。

一方で、同じ派遣先の別店舗では、このセントメディアという会社が結構いい人を頻繁に寄越すんだよと、派遣先スタッフの心証が良い状態からスタートということもありました。


○総評
課題が山積している会社ですが悪くはありません。決して良くもありませんが、待遇のいい派遣は相応のスキルが求められるので大半の人には関係ないかと思われます。

問題は、某大手でやってるようなコンサル業務のシェアリングがまるで機能していないところです。労働者サイドからみれば、同じ職場の管理職と労働者といった同僚だから悪く思いたくないその現場責任者的なコーディネータへのサポート体制が不足して、それがしばしば派遣労働者サイドに災いするというケースは多くもありませんが少なくもありませんでした。

特色としてはコーディネータの質が悪くないので、二人三脚のつもりでがんばっていく社会に出たばかりの人には向いているというところでしょう。




ちなみに個人的な満足度は総評に記してありますが、童心に帰るレベルです。

後の仕事に役立つような専門的知識を養う土壌などは一切ありません。ここでの就業はもちろん金を産みますが、成長という側面では停滞しかありません。人口から経済規模から何から何まで縮小予想の日本という国で、売る技術一つ身につかずに暮らしていくことに抵抗をおぼえない夢見がちな方には向いているのではないでしょうか。

実は満足度は低くないんですけれどね。ここを副業として見た場合、主業に障るのはスケジュールだけという程度の楽さかげんには助けられましたから。ただねえ。ちょっとレベルが低すぎてネタにもならん。