最終更新日:2019/11/29
最終更新日:2019/11/29
事務職には日本語での仕事だけでなく、英語で業務を行う英文事務があります。
主に、海外との取引に関わる人気の仕事です。今回は、英文事務の仕事内容や必要なスキル、時給などについて解説していきます。
目次[開く]
英文事務はオフィスクラークという職種名で募集画出ていることもあります。
英文というと貿易事務を思い浮かべるかもしれませんが、基本的に英文事務は運送の手配や消費税などの手続きなどは行いません。
英文事務の仕事は、海外企業とのやり取りがメインの仕事です。輸出入に関わる見積書・納品書・仕様書・要望などの書類作成や、確認・発注といった仕事がメインの一般事務となります。
アシスタント業務もありますが、専門知識が必要なものや、通訳・翻訳といった業務を含む場合もあり、企業や個人の能力によって仕事内容は異なります。
派遣で英文事務の仕事の平均時給は1683円。一般事務の平均時給が1409円ということを考えると、オフィスワークの派遣の中では高めです。
これはなぜかというと、一般事務処理能力のほか海外との取引で語学能力も問われるため、時給が上がっています。
企業によっては、英語だけでなく中国語など他国の言語が必要になる場合があります。もちろん、一般事務や営業事務のように事務処理能力やビジネスマナー、PCスキルそしてコミュニケーション能力は必須です。
語学能力は企業や部署によって必要とされるレベルはさまざまです。そのため、必ずしも留学経験や語学検定を取得しておかねばならないということはありません。
未経験者や英語能力が低いと採用されにくいと思われている英文事務ですが、未経験者でも採用される場合があります。
未経験者が採用されるにはどうしたらいいのか、また、英文事務の仕事で身につくスキルについてお話しましょう。
英文事務は企業や所属する部署によって必要とされる語学能力が異なります。伝票や発注書などのひな形ができあがっている企業であれば、多少英語が苦手な人でも書類作成しやすいです。
また、外資系によくあるアドミニストレーション業務では、語学能力が低い人が採用されやすい傾向にあります。
アドミニストレーションとは、所属する部署全員の業務をサポートする仕事です。サポート業務のほか、部署内の事務業務がメインとなります。
未経験者の場合にはこういった部署や「初心者歓迎」「サポートあり」といった求人に応募したほうが採用されやすいです。
最初はサポート業務から始め、英語や英文事務について勉強しながらステップアップを目指す人が多い傾向にあります。
英文事務の仕事は事務職で身につくスキルはもちろん、自社の業種について深く知ることができ、専門知識を得られます。
取引先との時差などから事象の予測をしやすくなります。国内にいながらグローバル感覚を養っていくことが可能な仕事です。
英文事務の経験を生かし、語学を極めて通訳や翻訳、またバイヤーや外国人付きの秘書(セレクタリー)の仕事にクラスチェンジすることも可能です。
英文事務はオフィスワークの派遣の中では時給が高いです。その分、外国語能力や事務処理能力、柔軟さといったさまざまなものが求められます。
サポート業務なら、英語能力が低くても未経験者でも採用されやすいため、最初にサポート業務から入って語学や事務処理能力などのスキルアップを目指す人が多いです。
語学に興味のある人なら、英文事務の経験を積んで、バイヤーや外国人付きの秘書、通訳や翻訳といった仕事にクラスチェンジも可能でしょう。
仕事に対する意欲が高く向上心のある人、働きながら語学の勉強をしたいという人、バイヤーや通訳といった仕事を目指している人におすすめです。
派遣会社の業界人が執筆する派遣会社コラム。派遣業界のニュースやお得情報を含めて掲載していきます。今回のテーマは「介護士派遣は稼げる!?メリット・デメリッ...
派遣会社の業界人が執筆する派遣会社コラム。派遣業界のニュースやお得情報を含めて掲載していきます。今回のテーマは「看護師派遣のメリット・デメリット~正職...
派遣会社の業界人が執筆する派遣会社コラム。派遣業界のニュースやお得情報を含めて掲載していきます。今回のテーマは「介護士派遣会社の選び方とは?おすすめ派...
派遣会社の業界人が執筆する派遣会社コラム。派遣業界のニュースやお得情報を含めて掲載していきます。今回のテーマは「看護師必読!派遣会社の選び方&看護師に...
派遣会社の業界人が執筆する派遣会社コラム。派遣業界のニュースやお得情報を含めて掲載していきます。今回のテーマは「薬剤師派遣ってどうなの?薬剤師派遣のメ...