派遣って有給休暇使えない?派遣業界人が裏事情を暴露!!

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最終更新日:2019/05/07

派遣社員も有給休暇は取得できます。ただし、有給休暇の取得は登録している派遣会社が管理しています。

派遣会社は表向き、派遣社員に有給休暇の消化をすすめていますが、実はそれは本心ではありません。なぜなら、派遣社員が有給休暇を取った分は、派遣会社がその給料を負担しなければならないからです。

そのため、派遣会社側では有給休暇を消化させないように、独自のルールをつくっているところが多いのです。
本記事では、元派遣会社の営業マンが実情を暴きつつ、派遣社員の皆さんが有給休暇を取れるコツを伝授します。

有給休暇消化を妨げる!派遣会社の独自ルールはこれ

■「1か月前に申請しなければいけない」

有給休暇は1か月前までに申請すること。それ以外は欠勤扱いとする」こういったルールを設けている派遣会社があります。つまり、病欠や急なアクシデント、冠婚葬祭などでの休みに有給休暇を使えないということです。

しかし、これは現実的ではありませんよね。特に、育児中の人などは子どもの発病などで休む機会が多いのに、有給休暇を利用できないということになります。

つまり、”休むなら欠勤にして給料は減額”ということを求めているわけです。

「病気のときのために使わないで日数を確保しておくこと」

「インフルエンザなどの流行病にかかったときに使えるように、有給休暇はなるべく使わずに取っておきましょう」と指導している派遣会社もあります。

しかし、全ての人が流行病にかかるわけでもなく、有給休暇を確保しておいているうちに取得期限が切れてしまうことも…。結局、有給休暇がムダになるということが起こりえます。

「平日に3日以上の連休で有給休暇を取得しないこと」

「有給休暇の平日利用は2日間まで」、つまり有給休暇での平日の連休を認めないということです。

もともと、派遣社員は年末年始・GW・夏休みで長く休むとき、有給休暇を使うか欠勤扱いとなります。金銭的に休みづらい立場ですが、平日も有給休暇での休みが取りづらいのが現実です。

■「派遣先に言われているのであまり休まないこと」

派遣社員から有給休暇取得の希望が伝えられると、「派遣先企業からなるべく休まないように言われているので…」とやんわりけん制する営業担当者などがいます。中には「次の契約更新時に不利になるかも」と言う担当者も。
派遣社員の弱い立場を利用したプレッシャーをかけるのです。

上記4パターンが、よくある”有給休暇を取らせない独自ルール”です。

でも、屈する必要はありません!有給休暇を取ることは、働く人々にとって守られた権利だからです。
 

辞めるタイミングで有給休暇消化ってあり?

 

派遣会社チェキ_有給休暇

正社員だと退職する前にまとめて有給休暇消化をするケースも少なくありません。しかし、派遣社員は契約期間が決まっているため、最終出勤日後に有給休暇を消化するのはなかなか難しいでしょう。

一方で、派遣会社の営業担当者から「辞める前に有給休暇を全部消化しても大丈夫ですよ」と言われる派遣社員もいます。

では、この差は何でしょうか?実は、営業担当者と仲が良かったり派遣会社から信頼されていたりすると、有給休暇を取りやすいのです! 

基本的に派遣会社は派遣社員に有給休暇を取らせたくありません。なぜなら、売り上げが減ってしまうからです。

例をあげましょう。働いている人が3,000人いて、全員が1日ずつ有給休暇を取ったとします。

1,500円(時給)×8時間(実働時間)×3,000人=36,000,000円

なんと3,600万円もの給料を派遣会社が負担することになるのです。派遣社員に有給休暇を取られることは、派遣会社にとって大きなマイナスになるのです。
だから、派遣会社ではなるべく派遣社員に有給休暇を申請されないようなルールをつくり、取得日数を減らしてマイナスを生まないようにしています。

しかし、派遣会社側から信頼されており、「〇〇さんは大事な人材だから大切にしよう」と思われている派遣社員は、有給休暇取得などにも嫌な顔をされずに受け入れてもらえます。

有給休暇を取れるか否かは、各営業担当者の裁量が大きいのです。派遣社員として働くなら、できれば営業担当者とは良い関係を築いておくのがおすすめですよ。

有給休暇は買い取ってもらえる?

期間満了で派遣期間が終了した際に「有給休暇が余ったけれど取得できないから、買い取って」と言う派遣社員がたまにいます。

有給休暇の買い取りは原則禁止されています。しかし、例外で以下の場合は買い取りが認められています。

①2年間の有効期限が切れた有給休暇

②法律で定められた日数を超えて付与された有給休暇

③退職時に残っている有給休暇

ただし、買い取りは会社の義務ではありません。有給休暇を買い取ってもらえるかどうかはその派遣会社次第となり、基本的にはあまり期待しないほうがよいでしょう。
 

有給休暇を上手に取るには…営業担当者がカギ

 

派遣会社チェキ_有給休暇2

有給休暇は労働基準法39条により、雇用した日から起算、6か月間継続して勤務し、労働日数の8割以上出勤となった場合に発生するものです。大まかに言えば、採用になったときから6か月の間に8割程度の出勤日数であれば有給休暇は10日分もらえます。

先に述べたとおり、どこの派遣会社も有給休暇は積極的に取らせたくありません。そのため、以下の2つをぜひ実践しましょう。

・退職の時期を考えながら、計画的に有給休暇を消化する
・派遣会社の営業担当者と友好的な信頼関係を築く 

有給休暇取得は働く人の権利です。気持ちよく休むためにも、派遣会社とはうまく付き合っていくのが理想的ですよ!

 

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