貿易事務の派遣に必要なスキルは?時給・仕事内容を解説!

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最終更新日:2019/11/29

貿易事務の仕事は企業の輸出入に関係する事務業務をこなして行く仕事です。仕事内容については漠然としたイメージでしかわからないという人が多いでしょう。

貿易事務の仕事内容や必要なスキルについて解説していきます。 

目次[開く]

  

貿易事務の仕事内容は?

派遣の事務の案件でたまに「貿易事務」ってあるけど、普通の事務とどう違うの?
貿易事務は輸出入に関わる業務で、専門的な知識が必要な事務職じゃよ。
貿易事務は大きく分けて「輸入業務」と「輸出業務」に分けることができます。

どちらも海外との取引が絡んでくる事務業務です。

貿易事務は輸出入に関わる事務業務で、「国際事務」という職種で募集が出ていることもあります。

貿易事務は輸出業務と輸入業務に分けることができます。

 

輸出入の業務の違いは?

同じ貿易事務でも輸出と輸入では作業が一部異なります。
主な作業内容は次のとおりです。

輸入業務の仕事内容 輸出業務の仕事内容

・輸入通関の手配

・輸入商品の納入管理

・輸入商品の関税や消費税といった税金の納付処理

・そのほかの庶務

・輸出通関書類作成

・輸出商品の通関手配や運送・倉庫の手配

・信用状(L/C)買取

どちらの業務も商社やメーカー、船舶会社や海貨業者、倉庫会社、フォワーダー(貨物利用運送事業者)、通関業者などで募集しています。

 

業務内容は企業によってさまざま

貿易事務

貿易事務の仕事は業種で変わります。

商社・メーカーでは海外の企業との交渉や商品の受発注、関連する企業への船積手配などが主な業務です。

船舶業者やフォワーダーといった会社では関連企業との交渉・調整のほか、船積の手配やスペースブッキングといった業務を行います。

海貸業・通関業者・倉庫会社では商社やメーカーなどからの依頼を受け、通関書類を作成したり船積や荷卸しなど通関に関係する業務を行ったりします。

 

貿易事務の時給は?必要なスキルはある?

貿易事務って派遣では時給どれくらい?

やっぱり英語できなきゃダメなの?
貿易事務の仕事は一般事務と比べると高いです。

海外とのやり取りがあるため、英語は必須ですね。

派遣での貿易事務の平均時給は1582円と、一般事務よりも高いです。

貿易事務の仕事は事務処理能力のほか、英語能力が必須条件。また、企業によっては専門知識も必要で、時給が高くなっています。

貿易事務では一般事務や経理などの事務経験、ビジネスマナーや英語能力はもちろん、書類作成や海外企業とのやり取りをメールで行うこともあることから、PCスキルも必要となってきます。

最近では、英語以外にも中国語や韓国語のできる人材を求めている企業も多いです。

帳簿作成などの業務では、取引先企業の国の基準や世界基準で作成する場合もあるので、国際基準の機能通貨の知識なども問われることがあります。

貿易事務は取引先との時差で作業時間が前後することもあり、一般事務と比較すると残業時間は月平均15~30時間以上と多めです。

 

貿易事務に採用されるには?身につくスキルは?

派遣女性

 未経験者や英語能力が低いと採用されにくいと思われている貿易事務ですが、未経験者でも採用される場合があります。

未経験者が採用されるにはどうしたらいいのか、また貿易事務の仕事で身につくスキルについてお話しましょう。

 

未経験者が貿易事務に受かるには?

貿易事務は英語ができなくても、貿易事務の仕事に採用されることはある?
貿易事務の補助的な業務なら、簡単な英語ができれば採用されることもあります。

貿易事務の仕事は補助作業を募集していることがあります。

語学能力に自信がない人や未経験者は、こういった補助業務から貿易事務の仕事の経験を積みながら、英語や事務関係の資格を取得してキャリアアップを目指すことができます。

貿易事務の仕事は、輸出入や企業によって求められるスキルの幅やレベルが変わります。

しかし、世界共通語ともいえる英語の能力は必須なので、留学経験やTOEICといった英語検定で語学能力をアピールすることが大切です。

また、書類作成やメールでのやり取りはPCを使用するので、ワード・エクセルの基本的操作などのPCスキルもあったほうがよいでしょう。

社内だけでなく海外とのやり取りも行うため、コミュニケーションおよびビジネススキルを持っていることも最低条件です。

未経験者でも貿易や通関に関する知識、資格などがあれば評価が高くなり、採用されやすくなる傾向にあります。

 

貿易事務の仕事で身につくスキルにはどんなものがある?

貿易事務の仕事は国内の事務業務とは異なる点が多いですが、ビジネスマナー、事務作業、PCスキルやコミュニケーションスキルが身につきます。

そして、企業によっては専門知識を得ることができますし、海外の帳簿のつけ方や取引先の国の内情などを知ることができます。

また、取引先によっては英語のほか、中国語や韓国語などの語学法的な知識も身につけることができ、貿易を通じて物流の勉強もできます。

貿易事務の経験を生かし、バイヤーなどの仕事にスキルチェンジすることも可能です。

 

貿易事務は色々なことを勉強できる仕事

貿易事務は慣れてくると面白い仕事じゃよ!

貿易事務の仕事は個人の能力が重要視されるため、一般事務よりも時給が高めとなっています。

必要となるスキルも事務処理能力のほか、外国語能力や海外基準の帳簿のつけ方、企業によっては専門知識も必要になってきます。

未経験者は補助業務から入て貿易事務の経験を積勉強しながら資格取得などをしてスキルアップすることができる仕事です。

日々勉強のできる貿易事務は、向上心の強い人やキャリアアップを目指す人にとっては面白い仕事といえます。

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