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【派遣にも賞与】本当に派遣社員と正社員の差別化をなくせるのか?

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2017年新年の幕開けとともに派遣社員にとって喜ばしいニュースが飛び込んできました。
政府が正社員と非正規労働者の差別化廃止について検討していることは周知のとおりです。

正社員と同等の仕事をこなしているのであれば、派遣社員(非正規)にも当然賞与があっても良いのではないかというところでしょう。


しかしながら賛否両論ある今回の改定案ですが、そもそも「働き方改革」で「同一労働同一賃金」の実現が議論される中で正規と非正規の差別化が悪いことと捉えられています。
(※同一労働同一賃金とは、職務内容が同じ労働者に対し同一の賃金を支払うべきという考え方のこと)

その敷居がなくなり「働き方改革」がその人の人生まで改革するような事案まで発展するとなれば、私たち日本人が慣れ親しんだ労働階級は破たんしてしまうのではないでしょうか。


非正規雇用に賞与が出ると社会的な問題が解決される?!


・貧困家庭の就学問題が緩和されるのか?

いわゆるワーキングプアと呼ばれる非正規労働者家庭には、子供が進学したくても財力がないため夢半ば諦めるしかない現状があるのです。

日々の生活をぎりぎりの食費で賄うことは、貯蓄も出来ない状況と言えるでしょう。

高等学校や大学に進学するにはそれなりにまとまった資金が必要です。それを捻出するだけの収入(賞与)があれば学業に専念できるが故、子供の夢も叶えてあげられるのではないでしょうか。


さらには新しい制服や文具も準備出来るので、買えないという理由からいじめに発展することも無くなるのではないかと思われます。


・住宅ローンの借り入れがしやすくなる?

世帯主が派遣社員の家庭では約8割強が賃貸住宅に住んでいます。派遣社員では大きなローンが組めず銀行もまとまったお金を貸してくれません。

マイホームを夢見て正社員を目指していた時期もあったかもしれませんが、そうこうしているうちに40代を目前に住宅ローンに通らなくなってしまいます。

非正規雇用でも賞与があれば年収も上がることから支払能力にも信頼性が生じ、
住宅ローンが組み易くなると言われています。


しかしながら、毎月の家賃を支払うことを住宅ローンに当てるのは避けておくべきです。ほかにも諸経費や住民税などがかかることを念頭に置いておきましょう。


・母子家庭の生活水準があがる?

一馬力で働くお母さんにとって、収入の全てが生活費に消えてしまうことは容易に想像できます。自分のものや子供のものですら満足に揃えることが出来ない状況でしょうか。

節約に節約を重ね、毎月を乗り切る生活の中に「賞与」というまさに神様からのボーナスが出るとなればお涙ものだと言えるでしょう。


母子家庭のお母さんにとって行政の助成金では賄いきれない、目に見えない生活費を捻出するために賞与という働いた対価の存在はとても大きなものなのです。


賞与がもらえるとなればこんなことが予測される?!


・給与1か月分の賞与は期待できない?

仮に今回の法案が通ることになって派遣社員にも賞与があると仮定をしてみると、
派遣先から出るのか、それとも派遣会社から出るのか…疑問が残ります。

派遣会社、派遣先のどちらかが出すとなってもどちらかの利益から支払うことになります。

ということは、賞与が支払われるようになったとしても給与1ヶ月分などは期待できませんし、派遣会社や派遣先は払わなくて済むように様々な対策をとってくるでしょう。


今回の法案がでてきたからといって、簡単に賞与が支払われますという世の中にはならないでしょう。賞与が支払われるまでに様々な壁があるのは事実です。


・ある程度の条件が設定される可能性がある

派遣社員(非正規)であれば誰でも賞与がもらえるとは限りません。
ある程度の「賞与がもらえるべく条件」が設定されることは安易に予測できます。

例えば派遣先の人事考課に則る方法で、いかに企業に対して貢献できたのかで賞与がもらえる条件として設定されると思われます。

就業年数や月数、または勤務態度や社員からの信頼度も条件に組み込まれる可能性があるでしょうか。今からでも遅くないので今までよりも働く意識をあげてみましょう。


・直接雇用(契約社員)となる可能性もアリ?!

在籍正社員への建前上、派遣先企業もすんなりと賞与を出すことは極力避けてきたいところでしょうか。それならばと、賞与に替わる好条件を叩きつけてくる可能性もあるでしょう。

賞与を出さない代わりに契約社員となり、直接雇用の道を準備することも予測できます。
さらには時間給をアップしてうまく誤魔化すパターンもあるでしょうか。


普段から労働者の立場になり考えてくれるような優良企業であれば、
上述ような姑息な手段は使わないと言えるでしょう。


派遣スタッフに賞与がでる際の派遣会社の対応は?


派遣会社チェキ_派遣賞与

派遣社員(非正規)に賞与が出ることで喜んでいるあなた、少し冷静になってみましょう。派遣社員は派遣会社に所属している以上、そのお給料は派遣会社から出ることを思い出して下さい。派遣先から出た賞与も派遣会社に搾取される可能性も十分に考えられるのです。

例えばあなたが優秀な人材と判断され賞与が出るとなれば、派遣会社からの労働条件の見直しの打診があるでしょう。今よりも時給アップするからと派遣会社にとって好都合な言い訳を並べてくる可能性もあります。


非正規雇用に賞与が出ようが、派遣スタッフという立場は変わらないのです。賞与がでようが出まいが、直接派遣スタッフのお財布に入る可能性は極めて少ないと言えるでしょう。


派遣先での正社員との人間関係に亀裂?!


派遣社員(非正規)にも賞与が出るとなれば、それをおもしろくないと感じる人も当然のことながら存在します。

派遣先の正社員からすれば、自分たちは就活を頑張って憧れの企業に正社員として入社したのに、後からサクッと派遣で入ってきておまけに賞与が出るなんて納得できない!というところでしょうか。なんだか理不尽なことのように感じてしまうのでしょう。


さらには別の視点で見ると派遣社員に対して、ちょっとした優越感とプライドを持って仕事をしているのに派遣社員と同じ境遇になるなんて、正社員で居ること自体に意味があるのか?と疑問視する声も多々あるようです。


・派遣先社員のつぶやきをピックアップ!

当然のことながら派遣先に勤務している正社員の面々も「それならば」といった考えは持っている様子です。非正規雇用との格差をなくすなら、賞与じゃなくてもいいのではないかと言う声も聞かれます。


それだけ正社員には「責任ある仕事を担っている」という自覚があるということですね。賞与は責任を担うことの対価と捉えることこそ、正社員がもつ思考なのではないでしょうか。


賞与を受け取る側にも相応の結果が必要になる


非正規労働者に賞与が出るという朗報を耳にして、期待に胸を膨らませている派遣スタッフも多いことと思います。しかしながら冷静になって考えてみれば、誰でもかれでも賞与が出るわけではないのです。

同一賃金同一労働の根幹はあくまでも環境、条件等全て平等に仕事をしている現場にこそ適応されるわけです。どの職種にも適応されるには、課題は山積みだと言えるでしょう。

また働き方が改定されることが1つのきっかけとして、自身の雇用環境を整えるよいチャンスだと前向きに捉えておきましょう。


賞与とは、労働市場のしきたりとして社員のモチベーションを高めるために古くからある手法の1つと言われています。ただ与えられるものではなく、受け取る側にもそれ相当の覚悟(結果)が必要だということを理解しておきましょう。

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