派遣先でイジメにあう派遣スタッフ…派遣社員が知っておきたい解決策

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最終更新日:2020/05/07

パワハラやセクハラ問題がはびこる中、現代社会では派遣先でのいじめの問題に悩まされている人も増えています。特に派遣ともなると、直接雇用ではないことから、人間関係や業務内容を絡めた課題は多くなりがちです。

今回は、派遣の現場で見られるリアルないじめや派閥問題をピックアップして、その解決法を検証してみましょう!

 

派遣の現場での実態!リアルな派遣スタッフのいじめ問題

 

◆本当に存在します!派遣先のお局様に逆らうな!

派遣先に鎮座しているいわゆる「お局様」の威圧感は、派遣スタッフの初出勤の日であろうが感じ取ることが出来ます。

このお局様からの視線が痛いほど体に突き刺さってくるにはワケがあるのです。

お局様自体が派遣社員な場合もあることから、あなたがどこの派遣会社から来たのかをお局様はとても気にしているのです。新しい派遣スタッフの存在が気になるその理由としては、お局様は自分よりもスペックが高い女子を非常に毛嫌いします。

新参者の派遣スタッフが独身か否か、彼氏持ちか否か、このあたりもお局様の逆鱗スイッチに触れる大きな要因となります。

逆にあなたが独身というだけで仲間意識が芽生え近寄ってくる可能性も十分にあり得るのです。お局様は、自分よりも下に置いておきたい人の一挙一動が仕事よりも気になる生き物なのです。



◆時間給が違う?!派遣会社同士の抗争!

大手企業へ派遣された際に、派遣スタッフの所属する派遣会社がバラバラなことがあります。

そんな状況下、派遣スタッフは各派遣会社により労働条件が当然違ってきます。
もちろん時間給も違う訳なので、スタッフ同士で腹の探り合いが行われているのです。

同じ仕事をしているのに、A社のあの人は私より50円時間給が高い!なんてことが発覚した日には、派閥争いの火種になってしまいます。



◆男の取り合いからお茶の入れ方まで!小競り合い満載です!

掃除当番やお茶菓子の数、お昼休憩の椅子取りまで競うことになるなんて、派遣スタッフとして入社するまで分からないことですよね。

さらには、隣の課のイケメン男性社員の取り合いも派遣スタッフの小競り合いから発生していきます。

声を掛けられた、お茶に誘われたまではいいのですが、付き合っていたのに横取りされたなんてことにもなれば大事になり、派遣会社の営業担当者同士の話し合いにまで発展します。



◆いつも見下される?!派遣先の正社員とのモメゴト!

正社員には、きちんと就活をして正当な採用基準を乗り越えて入社したプライドがあるのです。派遣スタッフごときに労働条件面で色々と陰口を言われたくないのです。正社員から言わせれば場をわきまえろといったところでしょうか。

もちろんそんなことは億尾に出しませんが、当然派遣を見下した態度になってしまいます。嫌なら辞めてもいい、なんて正社員に上から見られても太刀打ちが出来ないのが辛いところです。

 

派遣の現場で派閥に巻き込まれた際の対処法3つ!

 

◆営業担当かコーディネーターに連絡する

派遣の営業担当かコーディネーターに相談してみることをおススメします。やんわりと派遣先の方に連絡をしてくれる可能性もあります。ただし、派遣営業もあなたと同じく派遣先には頭が上がらないことを理解しておきましょう。



◆派遣先の上司に間に入ってもらう

派遣先の直接の上司に相談してみることも一つの策です。しかし、長期的にいじめが蔓延している現場では「またか・・」といった感じになるかもしれません。



◆契約期間の途中で辞めてしまう

これ以上いじめに耐えられない時は、辞めてしまうことも視野に入れておきましょう。嫌な思いをしながら仕事をするくらいなら、スパッと辞められる派遣の立場を利用することも一つの方法です。

 

派遣先の社員は派遣スタッフのいじめをこう見る!

 

派遣先の上司にいじめを相談してみても、思うようなレスポンスが得られないこともあります。派遣先もいじめに関しては、かなり面倒に感じて冷めた目で見ています。

派遣スタッフは有期雇用だし、派遣期間も短いと捉えられています。このことから、どうせ長く就業は出来ないからあまり派遣同士の争いごとに巻き込まれたくないのが本音なのです。

そこにあるいじめの問題を解決するよりも、
いっそのこと派遣会社を変えてスタッフごと刷新することを好むのです。

 

現役派遣の営業担当が語る!派遣のいじめ問題が解決にならないそのワケ?!

 

派遣の担当営業にいじめがあったことを相談しても、なかなか解決に至らないのが現実です。

いじめ問題が原因で契約期間の途中で終了となると、今後派遣先のとの関係性が悪化し、派遣会社としては死活問題となるのです。いじめ問題を出来るだけ穏便に済ませたい一心で、自社の被害が最小限に収まるように全力で努力します。

さらには、営業担当は営業能力には長けていても、相談者の気持ちに寄り添うスキルはあまり持ち合わせていないのが現実です。問題解決出来ない故に、対応も面倒臭いから「我慢してね」なんてことを言われてしまうのです。

 

まとめ

 

派遣のいじめ問題は、今やどこに行ってもついてくることだと言えるでしょう。

職場を紹介されたときに、コーディネーターの態度になんとなく違和感を感じた際は、遠慮なくいじめのことを聞いてみましょう。

 

アロテックネクスト アロテックネクスト

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